新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方への猶予制度があります

確定申告の期限延期、また納税猶予についてもお問い合わせが増えています。

外出自粛、営業自粛要請で松戸の駅前もすっかり閑散としています。経営者の人は大変だろうな💦

家賃などで毎月の出費額は変わらないのに収入はゼロ、という事業主もいますから😥
納税が厳しいと思ったら早めに申請して頂きたいです。

納税が困難な方への猶予制度ですね。適用される条件はあるんですか？

国税庁のリーフレットに書いてありますよ。

むむむ…🤔
ざっくり言うとこういうことですか？

猶予制度が認められる要件
・税金を払うと事業費や生活費が苦しくなる
・納税する意思がある
・他の税金を滞納していない
・納期６ヵ月以内に申請書を出している

まぁ簡単に言えばそうです。さらに個別の事情がある人は他の猶予制度が適用される場合がありますよ。

猶予制度が認められる個別の事情：
・災害により財産に相当な損失が生じた場合
・ご本人またはご家族が病気にかかった場合
・事業が廃止し、または休止した場合
・事業に著しい損失を受けた場合

原因が新型コロナウィルス感染症の場合も認められるんですか？

申請書を出せば税務署の方で審査が行われます。
それぞれ提出する書類が異なるので、よくわからない場合は税務署に電話で相談してくださいね。

延滞税無しで納税期限が伸ばせるのは良いですね。

あ、延滞税無しではないですよ、「軽減」です。
個別の事情の場合は「軽減または免除」。こちらも参考にしてくださいね。

そっか。まずは申請ですね！

申請期限を過ぎると猶予を受けるのが難しくなるので気をつけて。
大変な時期ですが、使える制度をしっかり利用して乗り切りましょう😊

『新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方への猶予制度』についての詳細は国税庁のページをご覧ください。
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今回の専門家
田中敏文（税金）

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