戸建住宅(木造)のメンテナンスについて。
こんにちは。
聞いてみてよかった!
松戸のくらしのプロ集団『すまいるファミリー』です。
今回のメルマガ担当は、建築・リフォーム担当の中村です。
長期休暇があったゴールデンウィークも終わり仕事モード全開の真っ只中ですね。
この先、私たち建築業界にはとても厳しい梅雨時期に入ります。
既に猛暑日もあり体調を整えるのが大変ですが、一日一日を大切に過ごしたいと思います。
【戸建住宅(木造)のメンテナンス】
今回は戸建住宅(木造)のメンテナンスについて触れてみようと思います。
一般的にマンションなどの集合住宅では、修繕計画や建替え時の事まで考慮した修繕積立を行いますが、戸建住宅ではあまり一般的では無いように思いますので参考までにお伝えしたいと思います。
マイホームを持つことが将来の夢という人は少ないようにおもいますが、
「家」を手に入れて終わりではなく長きにわたり快適に暮らし続けられることの方が実は重要のように思います。
今までの日本ではメンテナンスやリフォームは、それほど重要視されてきませんでした。
しかし、新築住宅の価格上昇や長期優良住宅など、住宅を長持ちさせ、いつまでも快適に暮らすような方向になってきたように感じます。
それには適切な時期にメンテナンスをすることが重要になり、タイミングを大きく逃す、遅れることにより予想以上のコストがかかってしまうこともなるので、しっかりとした修繕計画を立てることがお勧めになります。
住宅の修繕計画とは、住宅の設備やカテゴリーごとに工事種目を分けて点検時期、修繕の時期や概算費用を把握する事です。
住宅を購入された先や、建築を依頼した工務店さんと定期点検や修繕時期などの話をしてみることでより具体的に進められると思います。
カテゴリーごとの目安(あくまでも一般的)
■外装系:初期メンテナンス時期
屋根:瓦 30年~ 漆喰10年~
スレート系 15~20年 塗装処理
金属系 15~20年 塗装処理
外壁:モルタル 10~15年 塗装処理
窯業系サイディング 10~15年 コーキング・塗装処理
金属系サイディング 10~15年
※主要なメンテナンスとしては、10年経過した時点で屋根、外壁に塗装などの何らかの手を加
えることとシロアリなどの防蟻処理などが多く見受けられる。
■設備
給湯器:ガス給湯器 10年 取替
エコキュート 10~15年
エアコン 15~20年
ガスコンロ 10~15年
IHヒーター 10~15年
水栓金具 15~20年
トイレ 15~20年
照明器具 種類にもよるが
換気扇 10~15年
※電気系設備は、使用頻度や使用環境によってことなる傾向にある
◆計画案として
□10年後
屋根・外壁の塗り替え
防蟻処理
設備機器交換
電気機器交換
□15年後
設備機器交換
ユニットバス
□20年後
屋根の塗替え、または葺替え
外壁の塗替え、または張替え
設備機器交換
電気機器交換
トイレ
エアコン
最後に、30年間維持させるためには費用も含めてご自宅の建材カテゴリー種別を把握しながら計画しないとならないことを理解して頂ければと思います。
中村 寧のプロフィール
材木屋の長男として生まれ育つ
10歳の頃より父の会社を継ぐことを志す
学生時代は勉強と言うよりスポーツと遊びに明け暮れる
平成5年に社会へ出て5年間サラリーマン時代を過ごす
平成10年に株式会社大功へ入社
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