こんにちは。
聞いてみてよかった!
松戸のくらしのプロ集団『すまいるファミリー』です。
◇◆ 今回のメルマガ担当は、法律担当の大原です ◆◇
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みなさま、はじめまして。
法律担当の大原に代わって、しばらくブログを担当させていただきます。
大原綜合法律事務所・弁護士の國分玲名(こくぶれな)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
【 親の財産の管理について~その1 】
最近、非常に増えているご相談の一つに、「親の財産管理」に関するものがあります。
例えばある女性からは、このような相談がありました。
「兄夫婦が認知機能の衰え始めた実母と同居し、お世話をしているが、
実母の預金を確認したところ、数千万円あった預金が、ここ数年で
ほとんど無くなっていた。」
また、ある男性からはこのような相談がありました。
「両親と同居し、介護しながら生活をしているが、兄弟たちから、
両親の預貯金を使い込んでいるのではないかと調停を起こされてしまった。」
これらはいずれも、高齢になった親の財産管理に関するトラブルです。
親族が絡むこうしたトラブルは、心情的なものも大きいため、
解決までに非常に時間がかかることがあります。
では、どうしたらいいでしょう。
まずは、ご両親がお元気なうちに自分の財産はどうしたいのか、
認知機能が衰えてきたり、介護が必要になったりした場合、
どのようにしたいのかというご意思を、家族全員で確認し共有することが大切です。
その際、いくら以上のまとまった支出をする場合の簡単なルールを
作ってもいいと思います。
そして、いざ親の財産を管理するとなった場合には、たとえ家族のお金でも
自分以外の人の財産を管理しているんだということを、
頭の片隅に置いておいていただきたいと思います。
例えば同居している場合、すべてのお金の流れを記載しておくことは困難だと思います。
ですが、月々の固定費や平均的な生活費は、
何らかの方法でメモしておくことをおすすめします。
特に、大きな金額の支出がある場合には、領収書等の書類を残しておくなど
事後的に使途がわかるようにしておきましょう。
多くの方は、両親が元気なうちにそんな話するなんて不謹慎だと思われると思います。
または、うちの兄弟姉妹に限ってそんなことは関係ないわ、と思われるかもしれません。
しかし、実際、このようなケースでもめているご家族は本当にたくさんあります。
財産管理以前に、親族間での不仲があることも多々ありますが、
悲しいことに、財産が絡んだことによって不仲になってしまうケースもあります。
ですから、自分の家だけは大丈夫と思わず、きちんとした準備をしたいものです。
次回も、引き続き親の財産管理についてお話ししたいと思います。
~ プロフィール ~
松戸市新松戸で大原綜合法律事務所を
開業しております弁護士の大原です。
当事務所では、相談者の皆様にキメの細かいリーガルサービスを、
早く、できるだけ安く、そして親切丁寧に提供したいと思っています。
あわせて、弁護士として、地域の皆様の為に何ができるかを考え、
積極的に地域貢献活動に参加して行きます。
メルマガの内容に関するお問い合わせ先
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