メルマガ建築・リフォームの専門家

【メルマガ】~第344号~【 耐震リフォーム 】

こんにちは。

聞いてみてよかった!
松戸のくらしのプロ集団『すまいるファミリー』です。
  
  
  
  
◇◆ 今回のメルマガ担当は、建築・リフォーム担当の中村です ◆◇
https://www.smile-family.jp/team/profile03/index.html#a_path

  
  
  
  
GW休暇も明け仕事モード突入ですね。

それにしても暑い日々が続きますが、みなさま体調管理は大丈夫ですか…。

建築現場は外の仕事です。汗を流して働いてくれている人たちには感謝です。
  
  
  
  
【 耐震リフォーム 】
  
  
  
  
弊社では、現在1世帯住宅を2世帯住宅にリフォームしたいとの

ご相談をいただき、現地調査をさせて頂きました。

築20年の木造住宅です。
  
  
まず、最初に耐震診断と耐震補強の工事から始める事となりました。

これからは、新築・増築・改修と木造住宅には

耐震に関する調査・補強が重要になります。
  
  
耐震とは・・・ 地震に耐えると言うことですから、例えば住宅などの建物を

        地震が来ても、「建物自体が」大きく揺れないように、構造をガッチリと

        固くしてしまうことで地震の被害から「建物を」守ろうと言う考え方です。
  
  

耐震等級は、耐震等級1~3に分けられていて、

耐震等級3が最高等級となっています。

では、耐震等級のそれぞれの等級の違いについて見てみます。
  
  
  
一般的に耐震等級の目安とされている基準については以下となります。
  
  
  
耐震等級1 建築基準法(法律)と同程度の建物

耐震等級2 等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる

耐震等級3 等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる
  
  
  
建築基準法に制定されている建物とは、「想定される地震」と「被害」を

次のように見ています。
  
  
  
● 数百年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度6強から震度7程度)地震に
 
  対して、倒壊・崩壊しない。

● 数十年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度5強程度)地震に対して、

  損傷しない。
  
  
  
想定する地震自体に幅があるのは、「震度」と言う考え方が生じた地震に対する

被害状況によって、決められる値なので結構【曖昧】です。
  
  
  
今の建築基準法通りに建てると、基本的には地震が生じても

家が倒壊する可能性は低いのですが、震度7程度の地震がくると

「損傷」する可能性はあると言えます。

ただこれも、あくまで確率的な問題になりますので、

実際に生じる地震の「性質」によって変わりますから、目安と思ってください。
  
  
  
また、耐震等級1にするためには、2階建ての住宅の場合は別段、

法律で定められた基準で検討すれば良いことになっています。

一方で、耐震等級2や3の場合は、例え2階建てでも

等級に値する「構造計算」が必要になります。
  
  
  
お伝えしたいことは、これから住宅購入や改修をお考えの方にもちろん、

耐震等級について全ての事を把握すると言うことには無理がありますので、

専門家の意見は参考にすると良いのですが、最終的には

お施主様であるご自身のご希望を伝えることが大切です。
  
  
  
  
  
  
~ 中村 寧プロフィール ~

材木屋の長男として生まれ育つ
10歳の頃より父の会社を継ぐことを志す

学生時代は勉強と言うよりスポーツと遊びに明け暮れる

平成5年に社会へ出て5年間サラリーマン時代を過ごす
平成10年に株式会社大功へ入社

株式会社大功では材木を中心に建築資材販売を営みながら
リフォーム事業に進出する

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