質問:
新築マンション購入を考えています。販売会社より、紹介されましたローン会社で組むことが一般的なのでしょうか。 ローンを組むこと自体が初めてで、住宅ローンについて金利の相場など全く分かりません。 複数の金融機関に審査を出せば良いのでしょうが、審査に出す前に知っておいた方が良いこと等 ありましたら、教えていただけると助かります。 複数の金融機関で審査が通らない場合は、他の機関でも難しいと考えて良いでしょうか。 また、金利が低いところは条件が有り、審査が厳しいのでしょうか。 住宅ローンの乗り換え等も聞きますが、初めから良い条件でローンを組みたいのですが、実際は、 難しいのでしょうか。ローンの審査や契約が不安です。 物件価格2,700万円、自己資金500万円 会社員 30歳(年収330万、勤続年数5年)、妻31歳(年収300万)、子供1人ほしい
回答:
(5分野の専門家からの回答です)
不動産の専門家からの回答
ご相談者様はじめまして。専門分野「不動産」を担当しております 川井 輝久 です。
宜しくお願いいたします。
一般的に新築マンションが販売される場合、販売会社と金融機関が提携して、
住宅ローンのあっせんが行われることが多いと言えます。
必ずあっせんを受けた金融機関を利用する必要はないと思いますが、金利面で
見ると優遇率が良い場合がほとんどだと思います。
ただし、住宅ローンを組む場合には金利以外の条件にも注目する必要があります。
例えば、住宅ローンと併せて利用することでリーズナブルに保険に加入できる商品の
確認や将来ローンの繰り上げ返済をする際の手数料など、金融機関により住宅ローン
にもいろいろな商品特徴があります。
もちろん最終的にはいずれかの金融機関にローン審査の申し込みをするわけですが、
その前に各金融機関のホームページを確認して、商品知識を身につけた方が、より良い
選択が出来ると思います。
また、金利が低いから審査が厳しいわけではなく、店頭金利から金利の優遇を受ける
為には高い条件があると考えた方が良いと思います。
むしろ貸す側からみれば、回収のリスクを考え、審査基準を緩める替わりに金利を高くもら
うという事になります。
質問者様の場合は、条件を見る限り、一般的な住宅ローンを組む事は十分可能だと 思われます。
いくつかの金融機関でローン審査をしてみると意外な差が見えるかもしれません。
以上ご参考になれば幸いです。
ローンの専門家からの回答
ご相談者様はじめまして。専門分野「住宅ローン・アパートローン」を担当しております 中村 諭 です。
宜しくお願いいたします。
販売会社より紹介されたローンを組まなければならないという事はありません。
ただ、手続きがスムーズな事は確かです。
金利が優遇される場合もあります。
しかし、金利やその他の条件は、ご相談者様がお考えのとおり、複数の金融機関を比較検討することをお勧めします。
その上で、紹介されたローンの条件が良ければそのまま契約すればいいわけです。
しかし、比較検討するには、ローンを組むに際しての自分の軸を決めなければ検討できません。
さらには、基礎知識が無いと検討できません。
そこで、ローン審査に出す前に知っておいた方が良いことは、ローンに関する基礎知識です。
変動金利や固定金利の特徴(メリット・デメリット)、フラット35の特徴など。
ある程度の基礎知識がないと、住宅販売会社の営業マンや銀行の担当者が
「なぜ、このローンを勧めるのか?」
「それぞれの立場からは、どんなローンをお客様に提案しているのか?」
こんなことが分かりません。
ある程度の基礎知識がないと、相手の言っている内容の理解ができずに、対等に話ができません。
住宅ローンは人生で一番大きな出費です。
ローンの契約内容次第で、人生が大きく変わることもあります。
そんな大きな決断を、「よく分からない」という理由で、他人に決めてもらってはいけません。
人生最大の決断です。
自分自身で決めましょう。
私がお伝えしたいのは、「審査に出す前に、勉強しましょう。」
「勉強する時間が無ければ、専門家に相談してからローンを組みましょう。」
という事です。
また、自分の軸とはライフプランになります。
・ローンはご夫妻で返済していくのか?
・お子様が生れたら、奥さまは仕事をやめるのか?
・お子様への教育はどうするのか?(例:私立大学進学の学費まで親負担)
・などなど
ライフプランを考えることで、「どんなローンを組むべきか?」「幾らまで借りて良いか?」が分かります。
住宅購入前に、宜しければご相談にお越しください。
自分自身で決めるためのお手伝いを致します。
以上ご参考になれば幸いです。
保険の専門家からの回答
この度のご質問に関しては、保険の専門家の立場から申し上げることはございません。
建築・リフォームの専門家からの回答
この度のご質問に関しては、建築・リフォームの専門家の立場から申し上げることはございません。
税理士からの回答
この度のご質問に関しては、税金の専門家の立場から申し上げることはございません。