確定拠出年金とは何ですか？

拠出。ある目的のために金品を出し合うこと…

なにを調べてるの？

主婦向けの冊子に「確定拠出年金を学ぼう！」っていう記事が載ってたんです。
将来のために投資しようって内容で。
今どき年金だけでは不安だし、知っておいた方が良いのかな～って思って。

そうだね。
本来、年金や退職金は、将来いくら貰えるか確定しているものだけど。
運用が難しい世の中になって、いくら貰えるという約束ができなくなってきました。
そこで、「貰う金額」ではなく「払う金額」を確定させましょう、
というのが「確定拠出年金」。

具体的には何をするんですか？

簡単に言うと、出すお金を決めて、そのお金を何で運用するかを選ぶんです。

1. 出すお金を決める。（＝確定拠出）
   例：月５千円、月１万円など。
2. そのお金を何で運用するかを決める。
   例：定期預金、投資、株、債券など。

お金を運用する受け皿となるのが、保険会社や証券会社、銀行など。
運用の結果、得をする場合もあれば損をすることも。
それが不安な人は定期預金にすれば良いよ。

メリットやデメリットは？

何を目的として利用するか。
それによって変わってくるから一概には言えないけど、特徴はこんな感じかな。

• 節税効果がある
  –>掛金や運用で得たお金は全て税控除の対象となる。
• 働き方によって投資できる金額が違う（自営業、会社員、中小企業又は大企業、年金制度の有無など）
• 将来、増える可能性がある。
• 口座管理料が無料（証券会社の例）
• 差押禁止債権である（破産した場合、差し押さえ対象とならない）
• 途中解約ができない。
• 高配当が見込めない。

月一万円貯金するなら、こっちに使うのもアリかな？

運用する会社によって色んな特徴や利点を掲げているから、よく聞いてね。
でもメリットだけを聞いてパっと決めるのは止めましょう。

その人の生活環境や状況によって変わってくるからですね。

そう。
他にも良い方法があるかもしれないし。
自分で調べた後は、専門家にきちんと相談することをお勧めします。
すまいるファミリー株式会社には保険担当の専門家もいるから、ぜひお気軽に無料メール相談をご利用くださいね。

今回の専門家
解説：中村諭（有限会社 信共）<住宅ローン>
担当：山野井 章（株式会社アンツ）<保険>