こんにちは。
聞いてみてよかった!
松戸のくらしのプロ集団『すまいるファミリー』です。
住宅ローンを借りる際の“融資条件”に『年収』『年齢』などがありますが、『銀行が指定する生命保険に
加入する事』も“融資条件”のひとつとなっています。つまり、原則として、銀行が指定する生命保険に
入れない人は住宅ローンが借りられないこととなります。
この銀行指定の生命保険を団体信用生命保険(通称《団信 ~ だんしん ~ 》)といいます。
団信とは、ひとことで言うと、住宅ローンがまだ残っているうちに、ローン契約者がお亡くなりになった時
には、保険金が銀行に支払われ、ローンが完済されるという保険です。
さて、ご相談者様ですが、不動産屋さんに次のように言われたとの事で、当社に来社されました。
「お客様は団信に入れない可能があり、住宅ローンが借りられないかも知れません。」
一日も早く会って相談したいとの事でしたので、平日のお仕事後に、当社オフィスにお越しいただき、面
談させて戴きました。(面談の開始時刻は夜の8時を過ぎていたと記憶しています。)
ご着席の後、現時点の状況。ローン申し込みを検討している銀行名。そして不安に感じている事。などな
ど、沢山お話し頂いてから、当社からご提案させて戴いた内容は次のとおりです。
① 通常の団信でもOKがもらえる可能性は残っていますので、まずは、現在検討されている金融機関に普
通に申込んでみましょう。
② ①がNGの場合の次善策として、「ワイド団信」も検討しておきましょう。
通常の団信については、保険料は銀行が負担してくれますが、保険料を自己負担する事で、通常の団信
では引き受け困難なケースでも、保険に入れる場合があります。
(ご相談者様は、これは調査済みでした。)
③ もうひとつは、団信を融資の条件としない金融機関の検討もしましょう。
「原則として、団信に入れない人は住宅ローンが借りられません」とお伝えしましたが、「原則」があ
れば、「例外」もあるのですね。
ただし、ご相談者様は「建売り住宅」や「マンション」の購入ではなく、これから土地を購入し、自分好
みの住宅を建築する「注文住宅」をご希望です。
「注文住宅」の場合は、土地の購入資金や、建築費用の中間金など、建物が完成する前に、多額の現金が必
要となります。この土地購入資金や建築費用の中間金を自己資金で用意できない場合は(多くの人がそうで
すが)、『つなぎ融資』という形で、金融機関に融資をしてもらう必要があります。
『つなぎ融資』は、最終的には『住宅ローン』が融資された段階で返済し、『住宅ローン』に切り替わり
ます。
ここでのポイントは、今回のご相談者様の場合、この『つなぎ融資』を出してくれる金融機関を探す必要
があること、更には、この『つなぎ融資』にも【団信】が付かない事という条件が必要となります。
この『つなぎ融資』にも【団信】が付かない事という条件が、また一つ、融資へのハードルを上げてい
たのでした。
さて面談の後、暫くして、ご相談者様からメールで次のようなお手紙を頂きました。
その内容を一部公開します。(ご相談者様の承認済み)
【ご相談者さまから戴いたお手紙公開】
住宅ローンソムリエ 中村様
この度は、いろいろとご相談にのっていただき、誠に有難うございました。
最後には融資を申込んだ金融機関の全てで(通常の)団信が通りましたが、 本当に有難うございました。
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最終的には、最も良い結果に納まりましたので、私は特に何もお手伝いをしていないのですが、喜んで戴け
良かったと思います。
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