質問:
地震保険について教えて下さい。地震保険でどこまで保証されるのでしょうか?
回答:
(5分野の専門家からの回答です)
保険の専門家からの回答
ご相談者様はじめまして。専門分野「保険」を担当しております山野井 章 です。
宜しくお願いいたします。
「地震に伴う火災は?」
A 地震が原因の火災・損壊・埋没・流失は地震保険にご加入がないと対象になりません。
「津波は?」
A もう少し詳しくご説明すると『地震・噴火またはこららによる津波を原因』とする
火災・損壊・埋没・流失は地震保険にご加入がないと対象になりません。
従って地震が原因で火事が発生してもご加入がないと対象になりませんし、
例えばご自身の家は問題なかったとしても、隣家が地震が原因で火災が発生し、
延焼してきた場合でも対象になりません。
従って、ご自身の地震に対する補償は地震保険に加入しなければ全て対象にならないということになります。
「自動車に被害があったときは?(普通の自動車保険でも対象になりますか?)」
A 車両保険(ご自身の車に対して補償する保険)にご加入がある場合、
台風や洪水等は対象になりますが、『地震・噴火またはこれらによる津波によって生じた損害』
は対象になりません。
保険会社によっては地震補償関連の特約商品はありますが、別途ご加入しないと対象になりませんし、
まだまだご加入は少ない状況です。
「築後何年からでも加入できますか?」
A 通常住まいとして使っている建物であれば何年からでも加入できます。
但し、地震保険は火災保険に付帯する商品ですので、
現在加入している火災保険に地震保険の補償追加という流れになります。
また昭和56年6月以降に建てられた建物であれば、建築年割引10%という割引制度が利用できます。
他にもいくつかの割引制度はございます。(必要書類あり)
「地震保険のメリット・デメリットは?」
A メリットということかは考え方次第ですが、通常は『地震・噴火またはこららによる津波を原因』による
損害は地震保険以外で補償されるものはございません。(一部少額短期やお見舞金制度はございますが)
従って万一地震による損害に遭った場合は、通常補償がないので借入れで購入された方は
再建築費用がかかる為、住宅ローンの二重払いになってしまいます。
また借入れがない方でもまた建物を再建築しなければならなくなり、手元資金が目減りしてしまいます。
そのような時に補償があるかどうかですね。
それと現在の損害保険料控除として『地震保険料控除』が利用できます。
デメリットとしては当然保険料がかかることです。
ローンの専門家からの回答
この度のご質問に関しては、ローンの専門家の立場から申し上げることはございません。
建築・リフォームの専門家からの回答
この度のご質問に関しては、建築・リフォームの専門家の立場から申し上げることはございません。
税理士からの回答
この度のご質問に関しては、税金の専門家の立場から申し上げることはございません。
不動産の専門家からの回答
この度のご質問に関しては、不動産の専門家の立場から申し上げることはございません。
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